幼児が夢中になるのは、遊び方が限定されないシンプルなおもちゃ?
【 定番のつみきやブロックなら長い期間遊んでくれる!】
おもちゃ屋さんやネットには、さまざまな機能がついたおもちゃがたくさん並んでいます。大好きなキャラクターのもの、大人も遊びたくなるようなゲーム。種類がありすぎて何を買ってあげたらいいのか悩んでしまいますよね。
6歳までの幼児期なら、つみきやブロックなど遊び方が複雑でない定番のおもちゃのほうが長く遊んでくれます。
初めは触って感触を楽しみ、どれだけ高くつめるか挑戦したりするようになり、やがて自分の作りたいものを作ってみたりおままごとの具材になったりと、年齢に合わせて遊びも変化していきます。
子どもの好きを大事にしたいのでキャラクターものを買うのも良いですが、意外とすぐに変わってしまったりもします。
キャラクターものを買う場合は、長く大切に遊んでくれることに期待するのではなく「自分の選んだ好きなものを買ってもらえた」という経験をさせてあげたと割り切るのが大事かもしれません。
すぐ飽きてしまったキャラクター物のおもちゃや、出てくるまでが楽しガチャガチャのおもちゃ、買ってもらえた時が一番うれしくて後は手に余ってしまった大きいぬいぐるみなど、必要なかったなぁと感じることもあります。
しかし、子どもにも経験や思い出は残りますし、次のおもちゃを買うときや欲しいと言われたとき親としてどう対処するかを考えるきっかけにもなるので、その経験にもきっと意味があるはずです。
元気いっぱいの幼児には体を動かすおもちゃもおすすめ!
わが家には滑り台と鉄棒がついたジャングルジムがあるのですが、雨で外に遊びに行けないとき特に重宝しました。
スペースが必要なのがデメリットですが、折りたたみ式だったり、シンプルなデザインのもの木製のものなどリビングに置いても違和感のないデザインがたくさんあります。
あまり遊ばないかなと懸念していましたが、通常の遊び方で楽しく遊ぶ以外にも滑り台で車を走らせてみたり、大きい布をかけて秘密基地にしたりと楽しんでいました。
おもちゃもいいけど幼児期には絵本を好きになってほしい!
一緒に絵本を読むことでコミュニケーションの場になったりスキンシップができたり、文字や数字に興味が出てきたり。トイレトレーニングや挨拶なども絵本を通して伝えると、子どもにとってもわかりやすいです。
0歳~1歳頃は、布製の仕掛け絵本で音が出たり鏡がついていたり、いろんな素材の感触を楽しめるものがあります。
2歳ころまでは、本人が持ちやすいサイズ感で、ページに厚みがありめくりやすく破れにくいものがよいでしょう。読み聞かせたいのに全然聞いてくれなくても大丈夫です。めくったり閉じたり本人の好きに任せておきます。
むやみに破ったり口に入れたりしてしまうことがなくなったら、徐々に読み聞かせを意識していきましょう。興味のある本に出会えれば、きっと絵本を好きになってくれるはずです。
本屋さんで一緒に選んだり、図書館でいろんなジャンルの絵本を借りてきたり。好きなキャラクターの絵本や図鑑も良いと思います。焦らず気長に探していればそのうちお気に入りが見つかりますよ。
うちの子のおすすめ!幼児(3歳男児)のお気に入りおもちゃは?
【ピタゴラスイッチ好きはきっとハマる!ころがスイッチ】
教育テレビのピタゴラスイッチ。ころころと転がっていくボールがいろんな仕掛けを通りゴールに向かっていく様子は、大人でも夢中で見入ってしまいます。
うちの子もテレビで流れてくるとじーっとみていたので、気に入るかなと思いBANDAIころがスイッチ ポケモンスタンダードキットを購入しました。
ポケモンも好きなので、気に入って遊び始めました。最初はコースを組むのが難しく大人と一緒に作って遊んでましたが、慣れてくると一人でコースを作って試行錯誤しながら遊んでいます。
ボールは高いところから低いところに転がる、平らなコースが長すぎると転がらないなど遊びながら学んでいるようです。7歳の兄も一緒になって遊んでいるので、まだまだ長く遊べそうです。
【おもちゃがなくても家にあるもので十分楽しんで遊べる!】
子どもにおもちゃを渡そうと思ったらおもちゃ本体ではなく梱包材に夢中になっていた、という経験はありませんか?
子どもは特別なおもちゃを買い与えなくても、家にあるもので発達に合わせて遊び、学んでいます。
幼児期前半はティッシュを何枚も出したり、引き出しを開けての中身を全部出してみたりしながら手指を使う練習をしています。誤飲や窒息、刃物などの危険にさえ注意すれば、市販のおもちゃじゃなくても楽しめるものはたくさんあります。
幼児期後半も、段ボールで秘密基地を作ったりお菓子の空き箱で工作など集中してやっています。お布団で前転や側転の練習をするのも夢中になります。