幼児期おもちゃの選び方は?年齢別のポイントとおすすめをご紹介

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幼児のおもちゃは何をどう与えたら良い?子どもへの影響は?

【 幼児期のおもちゃは五感を育み成長発達、自立を促す大切な道具】

子どもへのおもちゃ、みなさんは何を基準に選んでいますか?

子どもが好きなアイテム、知名度の高いおもちゃ、子どもにとって安全な素材など、選ぶ基準は人それぞれだと思いますが、意識しておきたい重要なポイントがあります。

幼児期のおもちゃは遊ぶためだけではなく、子どもの人格形成や成長発達に大きな影響を与える大切な道具ということを念頭においておくことです。

また、おもちゃの種類に偏りがあったり、受動的なおもちゃばかりを与えることは、子供の想像力や可能性の広がりを抑制してしまうため注意が必要です。

幼児期のおもちゃ選びで大切なことは成長に合わせること!

幼児期の子どもの成長には眼を見張るものがありますよね。実は年齢によって出来ることが増えるだけでなく、子どもから見える世界の見え方もどんどん広がっていきます。

そんな日々成長する子どもへのおもちゃ選び、最も大切になってくるのは年齢ごとにおもちゃも変化させていくことです。ここではおもちゃ選びの際に意識したい成長発達について簡単に解説します。

子どもは1歳ごろ赤ちゃん期を卒業、大人に興味を抱きはじめ日常生活で使う道具を使って物まねをするようになります。
2歳ごろから少しずつ「自分」そして「まわりの人」を分けて考え自分を表現できるようになりお話を楽しみ始めます。
3歳では運動や理解力の発達が著しくお友だちとも遊べるようになり、自分でやってみたい!という気持ちや、なんで?と抱いた疑問をしっかりと言葉で表現できるようになります。
4、5歳では集団遊びができるようになり想像力や創造性が育ち、6歳頃には社会性がしっかり身につきます。

成長発達にあったおもちゃとは?年齢別おすすめの幼児おもちゃを紹介

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子どもの成長発達のポイントを押さえれば、おもちゃの与え方も変わってくることでしょう。実際にどんなおもちゃがおすすめか具体的にご紹介していきます。

1歳頃には大人のお財布や鍵などの日常道具に興味を示し始めます。そこでおすすめは、本物に似せたたくさんの仕掛けと指先を使った動作遊びが組み合わさった知育おもちゃです。また指先の訓練につながる摘むタイプのパズルや、型合わせのおもちゃもおすすめです。
お話を始める2歳、ごっこ遊びができるようになってきます。ヒーロー・お医者さん・お店屋さんなどなりきれる具体的な小物を増やすことが想像力を高め語彙力を増やすことへ繋がります。指先が器用になる時期なので粘土やおおきいブロックなどもおすすめです。
3歳になると基本的な生活習慣が身につき、コミュニケーション能力や学習能力が伸び始める時期。小学校入学へ向けて少しずつ知識や出来ることを増やすため、知育玩具をとりいれ学びへつなげると良いでしょう。具体的には想像力や自主性を高められる積み木のようなブロック、自分でコースを組み玉を転がすコースター、色や数字にふれる100玉そろばんや時計のおもちゃもおすすめです。
4〜6歳は社会性が身につき、大人数で遊べるようになります。そこで、お友達とアイディアを出し合って工夫次第で広がりをもたせられるおもちゃや、ルールに沿った勝敗のつくゲームを取り入れると良いでしょう。また指先が細かく動かせるようになるため、手先をつかってオリジナル作品を作るタイプのおもちゃもおすすめです。

 おもちゃ選びを通して子どもに寄り添い親子の絆を深めよう

【おもちゃを与える際は我が子の成長度合いや興味を見極めることが重要

おもちゃは与え方によって成長を大きく左右する道具となります。クチコミの良いおもちゃを集めても、高価なおもちゃを与えても子供が興味を示さなければ意味がありません。

また時期を間違えては成長を促す効果につながらないどころか、達成できないことで興味を失わせてしまうことになりかねません。

年齢別のおすすめを参考にしながらも、しっかり我が子の成長度合いや興味を見極めることが重要です。日頃から子どもの様子を観察する、そして親子で話をする時はなるべく質問・選択形式を増やすことで、子どもをより深く知ることができます。

【おもちゃを通して得意分野を伸ばし苦手分野を克服しよう】

コミュニケーションをしっかりとると子どもの好き・嫌い、得意・苦手がわかったり、時には意外な一面を発見することもあるでしょう。

子どもの可能性を広げるために、好きなことはどんどん発展させて、苦手なことは愛着の湧くおもちゃを使って興味を持たせるように誘導します。

苦手分野を取り入れる時は、親が付き添って一緒に行うことが大切です。

また興味を持つためのはじめの一歩として手作りおもちゃを一緒につくってみることもおすすめです。投げる動作が苦手な子は、新聞を丸めて空き箱へ投げ入れる玉入れを作成、子ども本人に玉を投げ入れる入れ物を提案させてあげると自主性や思考力も一緒に身につきます。

ハサミが苦手な場合は紙を切って自作パズルを作ったり、切り絵遊びの発展でトントン相撲を作れば立派なおもちゃになります。

おもちゃを通して親子で楽しく苦手分野に取り組む、一つのものを一緒に作り上げる経験を共有することで親子の絆も深まります。ただ遊ぶ道具と考えず真剣におもちゃ選びに向き合うことが、我が子を幸せへ導くことに繋がることでしょう。