幼児期はお気に入りのおもちゃでたっぷり遊ぼう!
【おもちゃで夢中で遊べば、グーンと伸びる!】
幼児期は、遊ぶことで集中力、創造力、社会性など様々な能力を獲得します。その為、大好きなおもちゃを使って夢中になって遊ぶことは、幼児の発達にとって大切なことだと言えます。
では、おもちゃ選びでは、どのような点を意識すればよいのでしょうか。私は次の点に気をつけています。
それは、本人が興味を持っているかどうかです。
親としては、長く遊べる物や、知育玩具を選びたいかもしれません。しかし、幼児と小学生の母である筆者の経験からして、本人が興味を示していない物をあげても、その後、長期間遊ぶことはあまりないと思います。
ただ、どうせなら『子どもの能力を伸ばせるおもちゃを選びたい!』という気持ちも分かります。そこで今回は、様々な観点から幼児の能力を引き出してくれるおもちゃを3つご紹介します。
お子さんに合うものが見つかり、楽しく遊びながら、成長の手助けにもなれば幸いです。
『楽器のおもちゃ』は、幼児の感性を育む
楽器のおもちゃは、幼児の音感、想像力、創造力、そして豊かな感性を育んでくれます。また、音楽を聴いたり演奏することで、脳に良い影響があり、心身が安定するとも言われています。
そこで、お子さんが音楽に興味を示せば、楽器のおもちゃはおすすめです。筆者の家には、太鼓、マラカス、カスタネットなどが入った楽器セットを始め、鉄琴やピアノのおもちゃ、童謡などが流れる歌の絵本もあります。
子ども達は、音楽に合わせて太鼓を叩いたり、マラカスを持って踊ったり、歌の絵本に合わせて歌ったりしながら成長してきました。
『積み木・ブロック』は、幼児の創造力を育むおもちゃ
積み木やブロックは、幼児の集中力、思考力、手先の器用さ、そして、創造力を育んでくれます。様々なパーツを組み合わせて、建物や車などを作れば、上記のような能力は自然と身につきます。
また、積み木なら、ドミノ倒しをしたり、ブロックなら、どれだけ高く積めるか挑戦するだけでも盛り上がります。
シンプルだけど、遊び方は無限大で、男女問わず夢中になる子が多く、比較的大きくなってからも楽しめるおもちゃです。
我が家では、長女が2歳頃からブロックに興味を持ったので、初めに購入したのはレゴデュプロでした。
幼児の心を成長させるおもちゃ『おままごとセット』
【幼児期のおままごとで育つ力】
おままごとは、幼児の想像力、言葉の豊かさ、社会性などを育んでくれます。これらは、今後、良好な人間関係を築くのに大切な能力です。興味を持てば、【おままごとセット】は、男女問わずおすすめです。
我が家には、野菜や果物と包丁やお皿などがセットになった【おままごとセット】があります。そんなシンプルな物だけでも、子ども達は、1歳頃からお料理をしたり、お店やさんになりきったりと、想像力を働かせて遊んでいました。
【おままごとは、コミュニケーション能力アップのチャンス!】
わが子達は、3歳頃から「おままごとしよう!」と良く誘いにきました。しかも、それまでのように子どもが作った料理を親が食べるという単純なものではありません。
「今日は○○のお誕生日会にしよう!」と設定が決まっていたり、お母さん役、赤ちゃん役などの役割分担があったりします。実は筆者は、これに長時間付き合うのが苦手でした。
しかし、いざ、おままごとを始めると、子どものコミュニケーション能力の上達に驚きました。相手に伝わるように、頭をフル回転して、懸命に言葉を伝えようとし、時には役割に応じて話し方まで変えていたからです。