幼児期に注意したい家庭内で起こりやすい事故と対策は?

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転落は大きな事故につながりやすい幼児の事故

【 いつの間にか行動範囲が広がっていて起きやすい転落事故】

1歳ごろになるとよちよち歩き初めて行動範囲が広がります。昨日まで登れなかった階段に登れるようになっていて、ちょっと目を離した隙にひとりで2階まで登っていたなんていうこともあります。

階段やベランダ・窓からの転落事故は大きな事故につながりやすいため、階段にゲートをつけたり、手の届きそうな窓にはストッパーをつけて対策しましょう。

また、ベランダに出てしまった時のために、踏み台になる様なものを置かないようにしましょう。

3歳くらいになると、知恵を働かせて椅子などを自分で持ってきて窓を開けたりすることもあります。

大人がする窓の開け閉めの方法を子どもはよく見て学習していくので、高いところが危ないということをきちんと理解するまでは、窓の開け閉めの方法やストッパー解除の方法などなるべく見せないようにするとよいでしょう。

キッチンで起きやすい幼児の事故

電気ケトルや熱い油や熱湯の入ったお鍋や包丁など、キッチンにはヤケドやケガ・誤飲など危険がたくさんあります。

子どもにとってはいろんな道具があって楽しそうで、ママがよくいる場所なので入りたがることも多いですが、大人が目を離した隙に入ってしまうことがないようゲートをしておくのがよいでしょう。

2~3歳頃になると、お手伝いに興味を示してくるので大人が許可したときだけ入っていい場所で、一人で勝手に入ってはいけないとしっかり伝えておきましょう。

お手伝いの際にも、フライパンや鍋の取っ手に手をひっかけることがないように反対側に向けたり、包丁をうっかり置きっぱなしにしたりといったことがないように気を付ける必要があるので心身ともに余裕がある時にお願いするのが良いです。

しかし、やりたい気持ちも大切にしてあげたいので、ダイニングテーブルなどちょっと離れた目の届くところでキャベツやレタスをちぎるお手伝いや、ソーセージやちくわなど柔らかいものを食事用のナイフで切ってもらうお手伝いをお願いすると喜んでやってくれるでしょう。

 家庭内でも起きてしまう幼児の溺れる事故に注意

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浴槽や家庭用プールで溺れてしまう事故も、大きな事故につながりやすいため十分に気を付けたいです。

お風呂の残り湯は流すようにしたほうが安心ですが、防災のため溜めておく場合には浴室入り口の鍵をかけ忘れないようにしましょう。

鍵が子どもの手の届く場所にしかない場合は、手の届かない場所にドアロックをつけるなど工夫が必要です。

一緒に入浴していても、洗髪などちょっと目を離した隙に溺れてしまう場合もあります。洗髪中はおしゃべりしたり、お気に入りの歌を歌ってもらったりして子どもの様子に注意を払いましょう。

また、兄弟がいるからと子どもだけで入らせないことも大切です。プール遊びでは、水深5㎝程でも溺れてしまうこともあるようです。浅くしてあるからと油断せず、近くで見守るようにしましょう。

 注意していても幼児期のちょっとした事故はつきものです

【実際にあったわが家の事故】

一番肝が冷えたのは、2歳頃ちょっと目を離した隙にたまたまキッチンのゲートがきちんと閉まっておらず、なぜか包丁の収納場所を知っていて大きな包丁を嬉しそうに持ちながら歩いてきたことです。

びっくりさせて落としたら大変と静かに近づき、無事に包丁を回収して何事もありませんでしたが、もし落としてたら?転んでたら?と考えると非常に怖かったです。

一緒に入浴中、洗い場に立ち浴槽のおもちゃに手を伸ばして、浴槽に落ちてしまったこともありました。子どもは頭が大きいのと、最近の浴槽は少し低めに設置してあるため落ちやすいようです。大事には至りませんでしたが、その後すっかり水嫌いになってしまいました。

ゲートを閉める習慣や目を離さないなどの安全対策の大切さを改めて感じました。


【成長にケガはつきもの!自分を責めず環境の見直しを】

掃除・洗濯・料理をしながら安全にも気を配りながら子育てするのはとても大変ですよね。

子どもの成長に多少のケガはつきものです。あまり神経質になりすぎないで下さいね。どれだけ気を配っていても、こんなところで?とケガをしたりもします。

何もない部屋で、危なそうなことはすべて禁止、一緒に料理することもなく毎日デリバリーで済ませていれば、事故にあう機会は減りそうですがもっと大切な物も失いそうです。

ケガは挑戦の証拠である場合も多いです。お子さんにケガをさせてしまうと自分を責めてしまう場合も多いですが、原因となった環境を見直すようにしましょう。

自分がもっとちゃんと見ていれば、と責めてしまう場合には、ちゃんと見ていられないぐらい疲れすぎてるのではないか、自分のことをやる時間がないのではないか、息抜きできずストレスがたまっていないか等自分のことも気にかけてあげてくださいね。