幼児の食事で意識したい、不足しがちな栄養素3選

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食事でたんぱく質をしっかりとって幼児の体をつくる!

【 たんぱく質は丈夫な体をつくるための基本の栄養素!】

たんぱく質は、筋肉・皮膚・内臓・血液など体をつくる細胞の主成分です。

幼児期は体の成長も著しいため、欠かせない栄養素です。また、ケガの修復やウィルスから体を守るためにも必要です。

肉・魚・卵などの他、納豆・油揚げ・きな粉などの大豆製品に多く含まれます。

じゃがいも・さつまいも・ブロッコリー・とうもろこしなどの野菜からも接種できますが、動物由来の食材ほど多くのたんぱく質は含まれていないので、注意が必要です。

牛乳にきな粉を入れてはちみつで甘さをつけた、きな粉ドリンクは手軽にたんぱく質を補充できておすすめです。

幼児の骨を強くするには食事でカルシウムを十分に摂取する

強い骨や丈夫な歯をつくるためにカルシウムは必要不可欠です。
不足すると歯や骨から体内に補充されていくため、骨が弱くなってしまいます。

カルシウムは、牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、ひじきや小魚・豆腐などから摂取できます。牛乳が苦手な場合は、桜えび・ごま・にぼし等を粉末にしてふりかけにすると摂取しやすいでしょう。

また、ビタミンDを十分に摂取すると、カルシウムの吸収が高まります。ビタミンDは、魚介類などの食品からの摂取だけでなく、日光浴でも増やすことができます。

丈夫な骨を作るには適度な運動も必要なため、真夏以外は1時間程度の外遊びやお散歩をすると良いでしょう。

幼児の脳の成長を支える鉄分は毎日の食事でコツコツ摂取

鉄分は脳の成長に欠かせません。子どもの脳の成長スピードは、3歳児で大人の脳重量の8割になるほどです。

鉄分が不足すると運動機能・体温保持機能・免疫機能が低下すると言われています。

鉄分には肉や魚など動物性食品に多く含まれるヘム鉄と、小松菜・枝豆・ほうれん草など植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄があり、ヘム鉄の方が効率よく体内に吸収されます。

鉄は吸収されにくく、すぐ消費されてしまうため、毎日コツコツと摂取する必要があります。

調理器具を鉄のものに変えてみたり、お湯を沸かす際に鉄卵と言われる卵型の鉄器を入れるのも手軽に鉄を補充できて良いでしょう。

幼児との食事はバランスよく、でも神経質になりすぎずに!

【バランスよく食べることが一番大事】

鉄不足やカルシウム不足が心配だからと、サプリメントで過剰に摂取したりといったことではなく、先週一週間は主食・主菜・副菜・バランスよく作れてたかな、食べてたかな、と振り返ってみましょう。

同じようなメニューが続いてたなと感じたら季節の旬の野菜を取り入れてみたり、鉄分が少なかったなと感じたら鉄分入りのヨーグルトを食べさせてみたり、カルシウムが足りなかったからおやつを小魚アーモンドにしたりと、ちょっとした工夫が大切だと思います。

何か一つを意識しすぎず、いろいろなものを食べてるかなとバランスをみて調整するのがいいと思います。

【神経質になりすぎず、楽しく食べよう!】

食事の準備をするだけで精一杯なのに、好き嫌いを考えて喜んで食べてくれそうなものを栄養バランスを考えて出すのはとても大変ですよね。

確かに、食べることは体と心の健康のためにとても大切なことです。でも、栄養バランス以外にもオーガニックなどこだわりだしたらきりがありません。

楽しんで選択できることならこだわることも素晴らしいですが、自分を追い込んでしまうようなら、ゆるめてみることも大切だと思います。

元気に過ごしていて健診などでも栄養面を指摘されていないのなら、あまり神経質になりすぎず、その日の出来事を話しながら食事の時間を子どもと楽しむことのほうが大切だと思います。