幼児との言葉遊びにはメリットがたくさん!
【 必要な道具は何もないので、いつでもどこでも楽しく学べる!】
3歳頃になってくると言葉でのコミュニケーションが充実してきます。
この時期に楽しく言葉遊びをすることで言葉に興味を持ったり正しい発音を身に着けたり、語彙力や思考力を伸ばすことができます。
言葉遊びは道具がなくてもできるので、ちょっとした待ち時間ができてしまったときや、車で移動中にも気軽に楽しめます。
幼児と色や形に親しむ言葉遊び
色探しゲームは3歳頃から楽しめるゲームです。
例えば「赤いものと言えば何でしょう?」とお題を出して答えてもらいます。難しかったら、この前ケーキの上にのっていたあまーい果物美味しかったね、赤かったね、などとヒントをあげましょう。
色探しの他に三角のものは?と形探しゲームにしたり、長いものは?小さいものは?と遊びの幅を広げられます。
言葉遊びで幼児の集中力を伸ばす
逆さ言葉は、「あめ」を「めあ」にするだけのシンプルな遊びです。
子どもにとっては、「あめ」と音で覚えている単語を「あ」と「め」に分けて逆さまにして発するのは意外と難しいことです。
初めは2語の簡単なものからはじめ、慣れてきたら3語4語と増やしていきましょう。「かさ」と「さか」の様に逆さにすると別の意味になる言葉や、「しんぶんし」など回文になるものも織り交ぜると、発見があっておもしろいですね。
幼児と言葉遊びする際の注意点は?
【発音の誤りを何度も言い直させない!】
親子で楽しく遊んで学べる言葉遊びですが、発音が気になってしまうこともあります。
自分の中ではきちんと言えているつもりなので、それは違うよと何度も言い直させられると苦痛になり、言葉遊びが嫌になったり言葉を発することに苦手意識を持ってしまうこともあります。
【答えを否定せず理由を聞いてみる!】
言葉に親しむことがポイントなので、答えにあれ?と思っても否定しないようにしましょう。
例えば色探しで白いものを探していて、答えに「すいか!」と答えたりすることもあります。そこで不正解にしてしまうのではなく理由を聞いてみると、赤いところを全部食べちゃうと白いから!など子どもなりの理由が返ってきたりすることもあります。
子どもの発想は面白かったり、気づかされたりすることも多いのでぜひ聞いてみましょう。