幼児期に家庭学習をするメリットとは
【 割安にスタートできる家庭学習で小学校生活をスムーズに!】
家庭学習の方法は、ドリルやプリント・通信教材などがありますが学習塾に通うより割安でできます。
幼児との暮らしは、なかなか時間通りにいかないもの。決まった時間に通う学習塾よりも、今日は天気がいいから公園で思いっきり遊んでから家庭学習にしよう、などと融通がききます。
また、親がその子に合った教材を選ぶことができるのもメリットです。
キャラクターが好きなら好きなキャラクターのドリルから始めるとスムーズに始められたり、機嫌が悪い時の対応などその子のことをよく知ってるからこそできることもあります。
子どもにとって知らない先生や知らない子と学ぶのは慣れるまで負担がかかりますので、そういったストレスも減らすことができます。
今どんなことができて、どんなことが苦手なのか学習を通してその子のことを知る時間になりますし、親子のコミュニケーションの場になります。
幼児期の家庭学習にデメリットはあるの?
家庭学習では親が今日はどんな学習をするのか考えて、教材を選び声をかけて学習をします。
学習塾ではプロにお願いできることを自分でやらなくてはなりません。なかなか学習がスタートできなかったり、塾の先生には出さないようなわがままな態度が出てくることもあるでしょう。
小さな兄弟がいる場合は、学習の時間なのに兄弟のお世話が入ってしまったり、邪魔をされてしまいちゃんとできなかったりやる気がなくなってしまったりとさらに大変な場合もあります。
塾へ送り出してしまえば親は自分のペースでやりたいことをしたり、下の子との時間を持つことができます。
良い先生に巡り合えば、勉強がどんどん好きになり、一緒に学ぶ子と切磋琢磨しながら成長していくことができるでしょう。
習慣化すると幼児との家庭学習が楽になる?
家庭学習が習慣化してしまえば親も子も楽に学習を生活に取り入れられますが、習慣化するまでがなかなか大変です。
毎日決まった時間に、例えば、[夕食を食べ終わってお風呂が沸くまでの間にプリントを1枚する]等と決めてひと月ほど頑張って習慣化してしまえば、その時間は自然と学習に取り組むようになります。
ただ体調不良でできなかったり急に外食になって夜の予定が変更されたりすると、なかなか習慣化までたどり着きません。
わが家も何度か試してみたこともあるのですが、うまくいきませんでした。
小学1年生の長男は、学童から帰ったらチャレンジタッチをやるというのが習慣になりかけていたのですが、学校からお手伝いの宿題が出てからは夕食の準備をお手伝いするようになり、飽きたらテレビを見始め~とすっかり習慣が崩れてしまいました。
末っ子の3歳児も幼稚園が終わったらしばらく外で遊び、まだ遊び足りないところを兄弟のお迎えに行って夕飯を食べてお風呂に入って寝る、、、と平日の夕方はバタバタなのでなかなか習慣化しようという余裕がないのが現状です。
幼児期に学習をほぼしなかった長男の小学校生活
【ひらがなが書けないまま一年生になったけど、学習面は問題なし】
1年生の長男は幼児期に文字にあまり興味を示さず、プリントをやるのも年長になってから迷路やぬりえをやる程度でした。
ひらがなを全部読み書きできるようになったのは1年生になってからですが、ひらがな・カタカナ・漢字とどんどん覚えていっています。
周りの子はもっとできる子も多いですが、発表などもよくしているそうです。
幼児期に学習を取り入れることで、環境ががらっと変わる小学校生活がスタートしたときに自信につながったりスムーズに小学校生活に慣れることができたりとメリットもたくさんあると思います。
【学習よりも、身の回りのことをできるようにするのが大事!】
学習面よりも困っているのが生活面です。
挨拶やコミュニケーションの面では心配ないのですが、片付けなど身の回りのことが不得意で忘れ物が多かったり、提出物を失くしたり探し物が多くて時間に遅れたりしてしまっているようです。
4年生の長女の場合そういった面で困ったことがなかったので、あまり意識していませんでした。
長男が片付けが苦手なことはわかっていたので、幼児期にもう少し片付けできるように教えてあげたり対策を考えてあげればよかったと思っています。
忘れ物をしないためにホワイトボードに準備するものを書いて、準備が終わったらマグネットをつけたり試行錯誤しながら様子をみています。
生活面での困りごとはやがて学習面の伸びにも影響がでてくるので、幼児期には挨拶・コミュニケーション能力・着替え・片付けなど身の回りのことをしっかりとできるようにすることが大事だと思います。