幼児期の夜泣きはまず生活リズムの見直しを!
【生活リズムを整えて朝までぐっすり眠ろう!】
夜泣きというと赤ちゃんがするものというイメージですが、睡眠の安定する時期には個人差があるため幼児期になっても夜泣きが続く場合もあります。
また、環境の変化や強い刺激によって安定していた睡眠が再び乱れ、夜泣きが再開してしまうこともあります。
朝までしっかり眠るために、まずは生活リズムを見直してみましょう。
わが家の長女は眠りが安定するのが早く、1歳頃には朝までぐっすり眠り寝起きもすっきりしていました。一方、長男は、夜中に何度か目が覚めてしまう時期が長く続いていたように思います。
長男は眠りが浅いからか、10時頃になっても眠っていました。私はその間家事などができるので、起こさず寝かせておきました。また、インドア派で外で遊ぶより家の中で遊ぶことが多く、あまり体力を使っていませんでした。
入眠儀式を決めて幼児の夜泣きを防ごう!
日中にあった怖い出来事や、不安を感じる些細な出来事が夜泣きにつながってしまうこともあります。
わが家では絵本を読んだら寝室へ行き、眠りにつくまでに時間がかかりそうなときはお話しをしてから眠る、というのを入眠儀式にしています。
お話しの内容は、今日一番嬉しかったできごとや、今日はどんな夢をみたい?など楽しくて安心するようなことを話します。
ひととおり話したら、「そろそろ寝ようか、どんないい夢が見られたか明日教えてね、おやすみ」と声をかけるとすやすや寝はじめます。
また夜中に目が覚めた時に、ママやパパの姿が見えなかったことがあると不安を覚えて眠りが浅くなってしまうこともあります。
幼児の夜泣きは、自分が楽に付き合える方法を見つけて!
夜泣きで悩んでいる方は、たいがい生活リズムも意識しているし入眠儀式も取り入れていることが多いかと思います。
それでも夜泣きが続いてしまう場合、期間限定のもの割り切って付き合っていくしかないものだと思います。
わが家ではひどい夜泣きでなかなか寝付かないようなときは、寝かせるのを諦めて一度しっかり起こしていました。
夜泣きでは、目をつぶったままわけもわからず泣いているような時が多く、抱っこしても声をかけても届いていないような感じがしました。
リビングに行き電気をつけてしっかり起こしてしまって、テレビを見せたりおもちゃで気を引いたりして泣き止ませるようにしていました。
しばらくして落ち着いたら、そろそろねんねしようか、と寝室へ行きます。
時にはまだ寝ない、とテレビを見ながら踊っている日もありましたが、泣き続けるのをあやし続けるよりは私には合っていました。
幼児の夜泣きと上手に付き合っていくには
【一時預かりなどに頼って睡眠不足を解消しよう】
夜泣きの他に気になる症状がなければ、成長とともに必ずなくなる期間限定のものです。
とはいえ睡眠不足は一番つらいですよね。
パートナーの仕事によっては、交代で夜泣きに対応するのは非現実的です。そんな時には夜泣きには頑張って付き合って、日中は一時預かり等を利用しましょう。
ご両親など見ててもらえる方がいる場合は頼って、夜に備えて昼間寝かせてもらいましょう。
私の住んでいる市では、保育園や支援センターの一時預かりが一時間数百円程度で利用できます。利用理由がリフレッシュのためでも週に数回利用できます。
【自分を責める必要は全くなし!】
子どもが夜泣きをすると、睡眠不足から日中の行動も制限され思考もどんどんネガティブになりがちです。
同じくらいの年齢の子が朝までぐっすり眠れていたりするのを聞くと、自分の育て方が悪いのかと自分を責めがちです。
生活リズムを整えても、入眠儀式をしても、日中強い刺激を与えていなくても、夜泣きしてしまう子はいると思います。
せっかくなので、ねんねトレーニングでも、アロマでも音楽でも、やってみたいものはなんでもやってみましょう。
自分と子どもの世界に入りすぎず、実験のようにとらえてみると客観視できるのでおすすめです。
ひとりで抱え込まずに、愚痴を聞いてもらうのもいいです。
身近な人には気を使ってしまう場合には、電話相談等で思い切り吐き出しましょう。