幼児とテレビの上手な付き合い方とは
【 テレビや動画は便利なもの!】
子育てをしていると、テレビや動画に助けられる事ありますよね。
そしてそれと共に周りの目が気になったり、見せすぎだと罪悪感を感じる人も多いのではないでしょうか。
私個人の意見としては、頼りすぎず上手に付き合っていければ、テレビや動画はとても便利な物だと思っています。
私自身子育てであまり意識してきた訳ではありませんが、我が家の息子は特にテレビや動画に依存せず、その点に関してはあまり悩むことなく育っています。
もし、いつまでも見るのを辞められない、1日に何度も見たいとせがまれるなど、テレビの見せ方に悩んでいる方がいたら、我が家での体験談が少しでも参考になれば嬉しいです。
幼児のいる家庭で便利なテレビや動画の使い方
どのご家庭も親の育った環境によるのだと思いますが、息子が産まれてからも我が家では夫婦とも当たり前のように基本テレビは付けっぱなしです。
ただ、子どもの好きな番組がついている訳ではなく、大人の見るニュースやワイドショーがついています。息子は気になる時には見ている事もありますが、1日ついていてもあまりテレビは見ていないように感じます。
私が子どもの番組を意識してつけ始めたのは、段々と子どもの動きが激しくなり、家事をしている間おとなしく待っていて欲しいと思い始めた時でした。
初めは朝と夕方の教育テレビが、時間帯も内容も良く、よく見せていました。そのうち出かける車内などで好きそうなキャラクターのアニメを録画や有料の動画配信で見せたりもしていました。
見ている時間は、息子も集中して見てくれたので、家事をしたりお出かけで移動をしたりする時には本当に助かっていました。
ここで振り返ると良かった点は、家では繰り返し見られる動画を見せていたのではなく、テレビ番組を見せていた事でダラダラ見続ける事がなかった事です。
幼児にも分かりやすいテレビのルールを意識しよう
それでも、息子が少しずつテレビの録画や動画の仕組みを理解してくると、家でも動画が見たいと言い始めました。
この時は深く考えていた訳ではなく、私もニュースが見たかったので時間を決めて見せる事にしました。でも、今となっては初めからこのルールを決めた事が良かったのだと感じています。
相変わらず朝の時間は教育テレビを見ていましたが、お昼寝をしない年頃になってくると、1日予定のない日には午後時間が余ってしまう為、14時半頃のおやつのタイミングで1番組だけ見せていました。
テレビを見ながら食べるのに抵抗のある方もいるとは思いますが、おやつですので量も少なく子ども向けの30分番組の間しっかり座っていられ、ちょうど食べ終わる事の出来る良い時間でした。
こうして幼稚園入園までは朝とおやつの時間に子どものテレビ番組を見る癖がついており、他の時間はニュースがついている事が多かったです。
息子も見終わった後テレビを消す訳ではなかったので、見終わると”ママの番ね”と言ってチャンネルを譲ってくれていました(笑)
テレビや動画を見せる時は、やはりだらだらと見る癖がつくとなかなかやめる時が難しいので、初めから時間や番組数を約束して見せ始めるのをおすすめします。
厳選した動画から得られる” 幼児がテレビを見るメリット ”とは
【無料より有料の動画配信サービスがおすすめ!】
つまり”テレビを見る”という事に関しては、基本テレビが付けっぱなしのかなり緩い我が家のルールですが、初めにも言ったようにあまり困った事は今のところありません。
ただ、ひとつだけ気を付けている事があります。
それは次から次へと関連動画が始まる無料の動画配信サービスは見せないという事です。また、動画を作っている人が誰か分からず、信頼出来ない動画が出てくるサイトも見せていません。
その理由はやはり、次から次へと気になる動画が始まるとだらだら見たくなってしまいやめ時が難しいからです。
そして教育番組やアニメと違って動画の制作者が信頼出来ないと、言葉遣いや動画の内容などが子どもにとって適切かどうか判断できないからです。
実際このルールを守るのは我が家では難しい事ではありませんでした。そもそも見せた事がないので、息子は見たいと言わないからです。
もしかしたら外で見せるのに無料の動画配信サービスが楽だから見せている方もいるかもしれません。
ですが、最近ではアニメなどを1話ずつ見られるよう配信しているサービスも月額1000円しないものがほとんどですし、我が家の録画機は録画した番組を携帯やiPadでも見ることが出来ます。
【それぞれの家庭にあったルール作りを】
最近では” テレビなし育児 “というのも流行っているようですが、個人的にはそこまで極端に制限する事はないのではと思います。
テレビの番組から言葉を学んだり、アニメのキャラクターの真似をして遊びを発展させたり、行ったことのあるところが映ると嬉しそうに思い出話をしたり、テレビを一緒に見ることで成長を感じる事もあります。
もちろん、テレビを見ていて親が気もそぞろになって育児をしたりする事がないように気を付けなければなりません。
テレビが育児をしてくれているのではなく、テレビの内容が親子の会話の媒体となっているのであれば、テレビを見る事は子どもにとってメリットにもなりうるのではないでしょうか。