幼児を育てる親が考えるスマホの使い方
【 育児中のスマホのメリットデメリットとは】
今では人々の生活に欠かせないスマートフォンですが、育児をする中でも、子どもの写真や動画を撮ったり、分からないことを調べたり、育児の記録をしたりと、色々な事に活用している方が多いと思います。
私自身も育児の中でスマホを使ってきて、色々なメリットデメリットを感じてきました。
便利な一方で、やはり中毒性があり、長時間の使用や子どもに与える事に対する抵抗もあるのが事実です。
今回は育児の中での便利な使い方や気をつけるべき事、またこれからの時代を生きていく子どもたちとスマホの付き合い方について考えていきたいと思います。
幼児を育てる中で便利なスマホ活用法
私が育児の中でスマホを1番活用するのは、やはりカメラ機能です。
ちょっとした日常の様子を撮るのにわざわざカメラを出すのは大変ですが、今ではスマホでもとても画質の良い写真や動画が撮れるので、子どものふとした可愛い仕草や言動を写真や動画に納め記録する事が出来、とても便利です。
また、撮影したものをアプリなどを使って家族で共有したり、アルバム用に現像する事まで出来、いそがしい育児の合間にスマホを操作するだけでよい機能はとてもありがたいです。
もう一つ育児をする中で便利だった機能は、子どもが産まれてすぐから使える、授乳や睡眠、オムツ替えの時間を記録するアプリです。
慣れない育児でも、そうした記録をしっかり付けておく事で安心材料となったり、子どもの成長を実感出来たりしました。
鉛筆とノートに記録するのに比べ、画面が明るいので夜中でも記録しやすく、とても整理された見やすい記録が取れたと思います。
そしてやはり言わずもがな、ネットでの検索や友人とのメッセージのやり取りなどは、悩みが多く孤独でもある育児の中では欠かせないものでした。
優先すべきはスマホより幼児であることを意識しよう
育児をする中でとても便利なスマホですが、便利だからこそ気を付けたい事があります。それはスマホを使うタイミングと時間です。
幼稚園入園までは子どもと24時間一緒に過ごす為、スマホを触る時間にはやはり注意が必要だと思います。
私自身あまり神経質にしてきた訳ではありませんが、”触っても短時間で”を意識してきました。スマホ自体には重要な連絡も入ってくる為、メッセージを確認したりする必要はどうしてもあります。
そういう時には、子どもが自分よりスマホが優先されてると思わないタイミングで確認するようにしています。子どもがスマホを気にして触りたがるのは、親がスマホを気にしているからです。
幼児の触るスマホは親がしっかり管理する
【スマホではなくタブレットを活用してみる】
とは言え、これからは子どもたちもスマホやタブレットを使いこなしていく時代になるのでしょうし、ただただ遠ざけるのではなく上手に付き合っていく事が大切だと思います。
依存するのは避けたいですが、使い方を知り、身近な存在として便利に使いこなすのは問題ないのではないでしょうか。
その為にはやはり親子間でのルール作りが大事になってきます。
ニュースなどでも取り上げられる事があるように、子どもでも少しスマホを操作するだけで課金出来たり、スマホがウイルスに感染したり、個人情報の漏洩につながったりしてしまうからです。
その対策として我が家では、親のスマホは基本触らせません。その代わり、息子には息子用にiPadを購入し、アプリなども親が管理しています。
まだ幼稚園児ですので大した事は出来ませんが、写真を撮ったり、ゲームをしたり、動画を見たり、時間を決めてiPadを使って遊んでいます。
その為、基本的な使い方は把握していますが、必要以上のアプリも情報も入っていないですし、アプリの管理もしているので、製作元のしっかりしたアプリを選び、課金される際のパスワードを設定しておけば、勝手に課金されたり、ウイルスに感染したりするような事もありません。
まだゲームとか動画視聴しかしない年齢なので、アプリの管理も簡単ですし、ルールも時間を決める程度で問題はありません。
【スマホの代わりに読書をしてみよう】
子どもがとにかくスマホを触りたがる、自分がスマホを手放せないなどで悩んでいる方がいたら、一度、触ってしまう手元のスマホを本や雑誌に変えてみてはいかがでしょうか。
子どもの前で読書?!と思うかもしれませんが、子どもはとにかく親のマネをしたがり、子供は親の背中を見て育つと言いますよね。
手持ち無沙汰でスマホを触ってしまうのであれば、興味のある内容の本を読む事でスマホから意識がそれますし、子どもの前で本を読む事は、同じ暇つぶしでもスマホを触っている事に比べたら子どもにとっても良い刺激になると思います。
もちろん話しかけられて無視する様な事があってはいけませんが、子どもが絵本を読むのと同じように大人も本を読むのだと子どもたちの中にインプットされる事は、読書好きな子どもになるチャンスかもしれません。