プログラミングって何?幼児期から気軽に取り入れられる方法とは?

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プログラミングを幼児期から取り入れる必要はある?

【プログラミングそのものよりも、プログラミング的思考が大切! 】

2020年より小学校でのプログラミング教育が必修化されました。多くの仕事がデジタル化されていく中で、ITスキルを身に着けていることは非常に重要になっています。

小学生から必修ということは、先取りして幼児期からプログラミングに触れておいた方がいいと考える方もいると思います。

そもそもプログラミングとは、コンピューターにプログラミング言語を使って指示を出し思い通りに動かすことです。

小学校でのプログラミング必修化のねらいには、「プログラミング的思考の育成」があります。

プログラミング言語を覚えたりする必要はまだないため、幼児期に無理にプログラミングに触れさせる必要はないと思います。

幼児にはプログラミング的思考が役立つの?

プログラミング的思考とは、思い描いた結果を得るために必要なことを見極め、順序立てて試行錯誤し解決する思考力のことをいいます。

例えば、卵をキレイに割るという結果を得るためには、卵とお皿を用意する→卵を持つ→卵にヒビを入れる→卵のヒビに親指を入れる→指を左右に開きお皿の上に落とすという動作が必要です。

何度も試して体で覚えていくことも大切ですが、考えながら行うことでよりスムーズに上達する場合もあります。

小さなころからこういった思考が身についていると、あらゆることを身に着けるのに役立ちます。

ピアノが上手になるには、テストで100点とるには、なりたい職業になるには、どうしたらいいのか、などなど、、。

言われたことを受け身でこなすのではなく自分で考え試してみて、思った結果がでなかったら違うことを試してみる、こういったことを繰り返すことで自分で自分の人生の責任をとれる子になると思います。

幼児のプログラミング的思考力のために家庭でできることは?

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プログラミング的思考では自分で考えて試行錯誤することが大切ですが、経験が乏しいままでは一人で考えることは不可能です。

先の卵を割る例でいうと、親が動作を細かく説明しながら卵を割って見せたり、本人の思うがままに割らせたりする経験がまず必要かと思います。

ある程度経験を積んだら、一人で考えながらやってもらうと良いでしょう。一人で挑戦する時は、手出し口出しはせずに見守りましょう。

卵を割れるようになったら、目玉焼き→卵焼き→ホットケーキ等ステップアップしていくと、プログラミング的思考力もどんどん伸ばしていくことができます。

料理以外でも、折り紙できれいな三角を折るにはどうしたらいいのか?自動販売機で欲しいジュースを買うにはどうすればいいのか?ゲームをクリアするにはどうしたらいいのか?

望む結果を得るために、必要な動作を細かく分けて順序立て、試行錯誤する。プログラミング的思考を身に着ける機会は意外と日常にあふれています。

プログラミング的思考から失敗を恐れない幼児に育てる

【楽しくプログラミング的思考を育める】

NHK教育テレビの「テキシコー」は小学生向けの番組ですが、わが家では幼稚園児から大人まで楽しく見ています。

幼児には難しい内容のものもありますが、手順の組み合わせを考えて効率よい物事の進め方を学べる「効率第一ダンドリオン」や動作を細かく分けて手順をたどる「プログラミング人間」は、幼児にもわかりやすく楽しんで見ています。

プログラミング的思考の導入として楽しいのでおススメです。

【失敗をマイナスにとらえないことが大切】

プログラミング的思考が身に着くと、望む結果を得るために順序立てて考えて試行錯誤する力が育めます。

中でも試行錯誤する力が身に着くと、失敗を恐れない子になるのではないかと思います。

とりわけ日本人は失敗を恐れ行動できないことが多いとされていますが、試行錯誤する力が身に着くことで、失敗はうまくいかない方法が一つ分かっただけということを体感することができます。

失敗を重く受け止めすぎない、むしろ成功にひとつ近づいたと感じることができるのではないでしょうか。