幼児期の習い事、いつから始める?注意点はないの?
【 時間にゆとりがあり可能性を秘めている幼児期こそ習い事のはじめ時】
幼児期の習い事、何か習わせたいけどいつから始めていいか分からない。何が子どもに合っているか分からないまま時間だけ過ぎてしまった。と悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。
漠然と、習い事は子どもが小学校になってからと思っている方もいるでしょう。
子育てで大変な時期、そして出費を伴うことではありますが、可能性を秘めている幼児期こそ、是非習い事を検討されることをおすすめします!
幼児の習い事、どんなメリットがある?デメリットはないの?
デメリットを挙げるとすれば、親御さんが送迎しなくてはならないとか、出費を伴う点ではないでしょうか。
幼児期の習い事はメリットばかりです。
心と体が成長する時期、習い事で刺激を受けることで子どもの潜在能力は一気に引き出されます。
また水泳や英語など習い事によっては就学前に先取りができるため、心にゆとりを持って入学することができます。
幼児期にする人気の習い事は?頭のよい子は何を習ってる?
2021年9月にミキハウス子育て総研が行った「通わせてますか?習い事(Weekly ゴーゴーリサーチ 第979回分析結果)」を見てみましょう。
1位はスイミング、そして2位ピアノと続きます。そして3位英語・英会話、4位体育・体操、5位学習塾、との結果でした。
2位のピアノはリズム感や音感を身につけるだけでなく、演奏の際に指先や耳・脳を同時に使うことで、脳へ刺激を与え脳機能を発達させると言われています。
机に向かい、自ら問題と向き合うことで、基礎学力と自主性を身につけることができます。子どもの学習レベルに合わせて勉強の先取りができるため、就学時にゆとりをもって授業を受けることができます。
スイミング・ピアノは東大生が子どもの頃に習っていたお稽古でよく挙げられます。
目的をはっきりさせることが大きな効果につながる
【子ども自身の性格や、本人のやる気も重要なポイント】
習い事とひと言で言っても、内容は様々。お友達が誘ってくれたからではなく、目的をしっかり持ちましょう。
子ども自身の性格や、本人のやる気も大切になってきます。
就学に向けて準備をしたい、子どもの潜在的能力を引き出したい、得意分野を伸ばして自尊心を高めたい、苦手なことを克服したいなど、、、習い事ごとの目的を考えるプロセスこそ、子どもが明るい未来を自ら切り開く力へとつながります。
いずれの場合も、子どもの性格や適正に合っていない、本人に全くやる気がないのであれば、お金も時間も無駄になりかねません。他の習い事を検討されてもよいでしょう。
勉強が始まる前の幼児期だからこそ、お試し気分でいろいろ体験させてあげることをおすすめいたします。
【将来を見すえた習い事、成果は目に見えないと腹をくくろう!】
人気の習い事に通うことで安心感を得られることもありますよね。人気ランキング上位の習い事では、効果が明確に表れる習い事が多い傾向にあります。
一方、プログラミングや劇団、武道・伝統芸能など、将来の可能性を広げる習い事は成果がすぐに見えないような気がします。費用対効果を感じにくい場合、始めさせる踏ん切りがつかない方も多いのではないでしょうか。
でも、実際には、すぐに成果が感じられなくても、とても大きなメリットがあります。
それは、簡単に子どもの自己肯定感をアップさせることができるというメリットです!
「人がやっていないことを自分はやっている・できる」と思うこと、「周りにやっている人が少ないので、自分は少し特別だ」と感じることが子どもの自信を培うことへと繋がります。
就学と同時に必ず勉強は始まります。人気のある習い事の中で、英語やくもんなどはオンラインに置き換えることができる場合もあります。
けれど、特別な習い事は親が一歩を踏み出さなければ、その世界と出会うことがないまま大人になっていくことでしょう。