まず掃除の準備を!幼児期からの積み重ねで物の整理がうまくなる
【 整理することで、今お気に入りのおもちゃが遊びやすくなる!】
掃除を始める前に、年に一度はやっておきたい断捨離。おもちゃや文房具など、子どものものを一緒に整理してみましょう。
まずは、おもちゃ箱ひとつや引き出し一つ分など、狭い範囲から始めます。中に入っているものを全てだして、まだ遊ぶもの・もう遊ばないものをわけて、遊ぶものだけ残すようにします。
大人は口を出さず、もう遊んでない物でも、いると言われたら残しておきましょう。大人の判断で無理に処分を進めると、整理することが嫌なことになってしまいます。
声かけのポイントとしては、もうすぐ年長さんだね、年長さんになっても遊ぶかな?などと少し成長した自分を想像してもらうことです。
そうすると、少し前に気に入って遊んでいたけどもう遊んでいないおもちゃ等は手放しやすくなります。
一方、遊んでいないおもちゃを整理することで、今気に入っているおもちゃが取り出しやすく遊びやすくなったり、見た目がすっきりしたりするという経験が積み重なってきます。
幼児でも楽しめる、掃除の定番ぞうきんがけ
雑巾を使った掃除は、なかなかの重労働です。体力が有り余っている子どもたちに手伝ってもらいましょう。
家具などを端に寄せてなるべく床面を広くして、水拭きをしてもらいましょう。だだだっと雑巾がけをしてもらった後は、汚れをみつけてごしごしふいてもらいます。
巾木のよごれも、ささっと拭いてもらいましょう。巾木などはそれほど手強い汚れではないので、水拭きで充分キレイになります。
達成感も感じられますし、洗剤を使わなくてもキレイになるので、子どもにも手伝ってもらいやすいです。
床面を広くするほど大人の元気がない時、わが家では、それぞれのダイニングチェアを拭き掃除してもらいます。
座面をさっと拭くことはありますが、それ以外はなかなか普段拭くこともなく、背もたれや座面の裏、脚の裏などけっこう汚れてがたまっています。
ほうきは幼児にとって魅力的!年末にしたい玄関の掃除!
家じゅう全部キレイにしようと思うと難しい大掃除ですが、玄関だけでもキレイになっているとスッキリとお正月を迎えられる気がします。
靴や傘など出ているものを片付けたり外に出して、ほうきでごみを集めます。大人がほうきを使っていると、必ず子どもがやりたがりませんか?
上手に使えるようになるのには練習が必要ですが、ほうきは使っていると心地よい掃除道具ですよね。少し柄の短いものを用意してあげると、子どもでも使いやすいです。
わが家ではレデッカーのSサイズのほうきを使っています。子ども用に作られたものなので子どもでも使いやすいですし、私も同じもので特に不自由なく掃除しています。
夏季限定!幼児と遊びながらテラスの大掃除
大掃除は、年末にまとめてするのではなく、汚れの落ちやすい時期に合わせてするご家庭も多いですよね。
わが家では、夏にそろそろプールを出して!という時期になったら、遊びながらテラスを掃除してからプールを出すようにしています。
テラスに重曹をまいてデッキブラシやたわし、歯ブラシなどでごしごしこすります。ホースで水を出し、こけや汚れを流します。
暑い時期なので、水着を着てびしょぬれになりながら遊びの延長で掃除ができます。
幼児期は家じゅうの大掃除はできなくて当たり前
【プロの手で大掃除してもらうのもおススメ!】
小さな子がいると、家じゅうを大掃除するのはどうしても難しいですよね。
年末が迫ると気になって焦ってしまいますが、できなくて当たり前だと思っています。とはいえ、小さい子がいるからこそキレイにしておきたいという思いもあります。
わが家も長女が生まれてから、大掃除する余裕がありませんでした。
その後長男も生まれますます余裕がなくなり、思ったように掃除できない日々が続いたため、キッチン・トイレ・お風呂の掃除を思い切ってプロにお願いしたことがありました。
水回りは落ちない汚れがたまってしまっていましたが、強い洗剤を使う必要があって子どもと一緒の時には抵抗がありそのままになってしまっていました。
プロにお願いするとお金はかかりますが、充分にその価値はあると感じました。