小学生は塾に行かせた方がいいの?行くのか行かないのかどう決める?

小学生 塾 小学生 塾
※※ 当サイトでは、安全なアフィリエイト広告を利用しています。※※

小学生に塾が必要か判断する目安とは?

【 4年生ごろから気になってくる、小学生の塾事情】

ピカピカの1年生の頃は、塾に行っていると聞くととても教育熱心なご家庭なんだなと思いますが、4年生頃になるとよく聞くようになります。

4年生長女の話だと、クラスの3~4割の子が塾に通っているようです。4年生になって、学童に入れなくなり代わりに塾へ通う決断をするご家庭もあるようです。

わが家では長女に塾は必要ないと判断しましたが、どのように判断したらよいのでしょうか。

判断する目安としては、①中学受験をするか否か②学校の勉強だけで足りているのか③自宅学習のみで学校の勉強についていけているかどうかが基準になってくると思います。

ここでは、そんな目安について、それぞれ考えてみました。

中学受験をする小学生は、塾へ通うほうが良い!?

中学受験を考えている場合は、進学塾へ通うのが良いでしょう。

学校での勉強は、充分にできていても、志望校の傾向や対策、面接へのアドバイスなど、家庭ではどうしてもまかないきれない部分があります。

進学塾を選ぶ際にはもちろん、過去に志望校への合格者を出している塾を選ぶとよいでしょう。何人もの受験生を送り出しているので、試験や面接への対策も練られていると思います。

信頼できる講師に巡り合えれば、心強い味方になってもらえるでしょう。また、塾に通うことで「塾に通うことが当たり前」の子たちが集まります。

学校では、塾に通わず遊んでいる子たちもたくさんいるので、羨ましくなったり勉強が嫌になってしまうこともあるかもしれません。

そんな時に、塾で共に切磋琢磨し学ぶ仲間がいることは、頑張りつづけるための原動力になってくれるでしょう。

学校の勉強では物足りない小学生は、塾へ通うといいかも!?

小学生 塾

低学年のうちは学校で学ぶ内容は簡単ですが、4年生頃になると少し難しくなってきます。4年生になっても、学校の勉強が簡単でよくできている場合は塾に行ってみるのも良いかもしれません。

頭が良く勉強に向いているのであれば、吸収できる時期に無理なくどんどん先取りで吸収していくのは良いことだと思います。

また、公立の小学校でも学校によってレベルがまちまちで、「今いる小学校ではよくできる方だったけれど、他の小学校へ行ってみると普通くらいだった」というのもよくある話です。

いろんな学校の生徒が集まる進学塾へ一度行ってみると、自分のレベルを知ることもできます。

勉強という世界が広がることで、さらに上を目指そうとがんばるきっかけにもなるかもしれません。

勉強についていけない小学生は、補習塾へ

中学受験を考えているわけではないけれど、学校の授業を聞いて宿題をしてもよくわからない、授業についていけない場合は、補習塾へ通うことを検討しても良いかもしれません。

先取りで学習していく進学塾とは違い、学校の授業の補足してくれる補修塾もあります。4年生頃の「わからない」をそのままにしておくと、勉強全てに苦手意識をもってしまいがちです。

特に算数は過去の授業を理解している前提で進んでいく科目なので、学年が上がるとますます理解できなくなってしまいます。

学校の担任の先生と相性が悪いだけで、塾の先生に教わったらすんなり理解できる場合もあります。補修が充分になったら先取り学習に切り替えてもらうのも良いでしょう。

小学生の塾通いには、親のサポートが必要不可欠!?

【金銭面はもちろん、送迎、生活リズムの変更などのサポートも】

塾通いが始まると、4年生のうちは週に一度だった塾が、学年が上がるごとに週に2回3回と増えることになったりします。

一方、夏期講習・冬期講習などでまとまった金額の出費があったりと金銭面でのことも考えなくてはなりません。

冬などは、帰り道が暗くなってしまい送迎が必要になることもあるでしょう。また、帰宅時間が遅くなることや、塾の宿題などやることが増え生活リズムが変わることもあるでしょう。

無理をしすぎていないか、子どもをよく見てサポートする必要があります。

【まじめな子ほど無理しすぎに要注意!】

中学受験するかどうか、塾に通うかどうか、子どもに素直に問いかけたつもりでも、子どもは「ほんとうは親が子どもにどうしてほしいか」感じ取っている子も多いです。

本当は勉強は嫌だけど、お父さんお母さんを悲しませたくない、がっかりさせたくない思いからがんばって勉強している子もいます。

そのがんばりがいい方向につながる場合も多々ありますが、まじめな優しい子ほど限界を超えて無理をしてしまう場合もあります。

「勉強ができるあなたが好き」ではなく「そのままのあなたで充分好き!」ということを、常々意識して伝えていくようにしましょう。