ゲームが幼児に与える良い影響とは?
【楽しくゲームをしてるだけで能力が高まる場合も!】
幼児がゲームをすると聞くと私も抵抗がある方なのですが、デメリットばかりではありません。
ゲームをするには、自分がやりたいことをするにはどのボタンをどの順番で押せばいいのか、覚える必要があります。ゲームによってはいろいろなパターンを覚える必要があり、記憶力が高まります。
文字や数字も出てくるので楽しく遊ぶうちに覚えていったり、ボタンのアルファベットや「win」「lose」などの英単語にも自然と触れられます。
また、どうしてクリアできなかったのか次回クリアするためにはどうしたらいいのか試行錯誤する必要があるため、思考力も身に付きます。
天気に左右されずに楽しい時間を過ごすことができますし、家族だけでなく友達とのコミュニケーションのきっかけにもなります。
ゲームが幼児に与える悪い影響とは?
メリットもある一方もちろんデメリットもあります。
集中して画面を見続けるため、視力が低下する恐れがあります。
視力は遺伝的要素が大きいのでゲームだけが原因ではありませんが、遺伝的に視力が低下しやすい子がゲームに夢中になる生活習慣によって早いうちから視力が低下してしまう可能性はあります。
また、夢中になりやすいのでゲーム以外に興味を持たなくなってしまうのも心配です。
特に幼児期のうちは、実際に触れて嗅いで感じていろんな遊びを体験して五感を刺激することが大切です。
ゲーム以外にも楽しいことがあると知らないうちに、ゲームにのめりこんでしまうのはもったいないです。
さらに、幼児期は思った通りに体を動かすための練習をする時期なのですが、運動の機会も減ってしまいます。
幼児がゲームと上手に付き合うためにできること
まずは、ルールをきちんと決めておくことが大切です。
今日は忙しくてかまってあげられないからとだらだらと何時間もゲームをしてていい日があったと思えば、30分でやめないといけない日があったりすると子どもは納得ができません。
例外をつくる場合は、今日はお友だちが来てるから、発表会を頑張ったからと理由を説明していつもより長くしてあげると良いでしょう。
携帯型の小さい画面でやるのではなくリビングのテレビでやると決めておくと、どんな風に楽しんでいるのかわかりコミュニケーションのきっかけにもなります。
ゲームソフトを購入する場合も、親子でよく話し合って納得のいくものにしましょう。親子で一緒に楽しむのもいいですね。
わが家の幼児とゲームの付き合い方そして過度な禁止について
【週末15分だけでも満足】
個人的には本人が友だちの影響でどうしても欲しいという場合以外、幼児期にはゲームは与えなくていいと思っています。
長女はほとんどゲームをせずに幼児期を過ごしましたが、長男次男は幼児期から遊んでいます。わが家はパパがゲーム好きのため、ゲーム機があるのが見つかってしまったのが原因です。
楽しそうに遊ぶので放っておいたら、週末がゲームで終わってしまうので時間を決めることにしました。平日は忙しいので無しで、週末は長女長男は30分、次男はまだ3歳なので15分です。
ゲームができるのはパパがお休みの日だけだよと伝えています。
【過度な禁止は悪影響】
本人が強く興味を示していたり、欲しいと熱望している場合にはルールを守れることを条件に与えてみるのが良いかもしれません。
みんなが持っているからというのは、大人にしてみればたいしたことのない理由に思えますが、本人にとっては重大なことだったりします。
自分が興味のあるもの、好きなものを否定されるのはつらいものです。
自分のことを否定されたと勘違いさせないためにも、与えない場合には頭ごなしにゲームはダメと否定せず丁寧に理由を説明してあげましょう。