幼児と取り組みたい”はじめての教材”選び
【 幼児の家庭学習はいつから始める?】
私が息子と家庭での学習を始めたのは、息子が2歳を過ぎた頃からです。それまでも椅子に座って市販の迷路をしたりする事はありましたが、お勉強という形ではしていませんでした。
なぜ始める事にしたかというと、幼稚園入園までの1年間で椅子に座る練習をさせたいと思って通い始めた幼児教室がきっかけでした。幼児教室は2歳児クラスでも50分、親も一緒ですが椅子に座って集中して行う授業でした。
全然座っていられないかと思って連れて行った初回、先生の子どもを惹きつける授業のおかげで、思ったより座っていられる我が子に感動し、お教室から持ち帰るプリントを家でも少しやるようになりました。
しばらくはまだ鉛筆も上手に持てなかったので、毎日ではなく時間のある時にといった感じでしたが、半年くらい通ったところで、座ってプリントをする事に抵抗もなくなり、幼児教室で一緒のママにおすすめしてもらって購入した1日3枚行うプリント教材を家でも始めました。
この頃から、家庭で学習をするにあたって子どもにどんな教材を選べば良いのか考え始めました。
はじめての教材は幼児教室の”すくすくドリル”
まず初めに教材として使ったのは、上でも書いた幼児教室で購入したプリントです。こちらはEQWELというお教室の”すくすくドリル”というものです。
年齢ごとに3つのシリーズに分かれていて、息子は2歳だったので”ひよこ”のプリントを購入しました。ちえ、かず、もじに分かれたプリントに1日3枚取り組むもので、2歳半の息子も楽しくこなしていました。
1日3枚なので15分もあれば出来、負担もなく取り組めました。その他にも、時間のある時にはお教室でやっている積み木やパズル、百玉そろばんなどを家でも真似してやっていました。
そうして、EQWELのお教室とプリントのおかげで家庭学習の習慣が身に付いてきたのですが、3歳の4月には幼稚園入園の為、お教室のクラスの時間や曜日が他の習い事と合わず辞めることになりました。
幼稚園が始まるとどうしても時間に限りが出来てしまうので、これを機にお勉強に関してはお教室に通わず、家庭のみで続けてみる事にしました。
その為、今までのプリントだけではなく、遠隔でもアドバイスを頂ける通信教育の検討を始めたのです。
幼児の通信教育を調べてみると、種類も多く、それぞれ様々な特徴がありました。今回は我が家でも検討した3種類の通信教育教材についてお話したいと思います。
幼児の通信教育教材を選ぶ
私が検討した通信教育は3種類ありました。
ダイレクトメールが来る度に息子も喜んで見本で遊んでいましたし、周りにやっている子も多く、小さい子どもにも取り組みやすいキャラクターや知育玩具が取り入れられています。
勉強の内容も比較的簡単で、なんといってもお値段が手頃なのでとても始めやすい教材だと感じました。
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こちらは資料請求をして、体験版を息子と一緒にやってみました。Z会の特徴としては、ワークとは別に親子で取り組む冊子がついており、”体験”を意識した内容となっていました。
お料理をしたり、自然を感じたり、日常生活のルールを確認したりするヒントが書かれていて、子どもと”体験”を通して学ぶ事が出来て楽しかったです。
ワークの内容は少しだけ難しめかもしれませんが、親子で一緒に取り組めば問題なく出来ました。
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こちらの通信教育はカードや道具、絵本を使って親子で取り組む内容のものが多く、1年間で使う教材が初めに送られてきます。
その後毎月取り組み内容の紙が送付され、生活、右脳、ちえ、もじ、かずに分かれた教材に1ヶ月間取り組みます。
内容は右脳に働きかけるものが多いので、難しいかどうかというよりは、繰り返し行って、慣れてくると出来るものが多いというイメージだと思います。
こうして入園前に3つの通信教育の教材を検討し、我が家では七田式通信教育を始める事にしました。息子はEQWELの幼児教室に通っていた為、元々の成り立ちが同じ七田式の内容に慣れており、親子とも取り組みやすいと感じたのが決め手でした。
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通信教育教材を使って幼児と取り組む家庭学習
【七田式通信教育とは】
それでは、我が家で始めた七田式の通信教育についてお話したいと思います。
始めたのは3歳4ヶ月の時でしたが、申し込んだ時の月齢に合った取り組み内容の紙が送られてくるようになっている為、いつ始めても問題ありません。
教材は大きなダンボール1箱で1年分送られて来ました。別で取り組み内容の紙が送られて来たら、教材の中からその月に使うものを選び1日約20分ほど取り組んでいます。
繰り返し行えるように、1.3週目と2.4週目はほとんど同じ内容になっており、取り組む内容も3ヶ月ほどは同じ内容の繰り返しが多いです。
その為、初め難しくて出来なくてもだんだん慣れて上手になり、次の課題に進む頃には子どもも得意げに取り組めるようになっています。
内容は色々で、積み木やカードなどを使って数や文字を学んだり、言葉遊びや掛け算などのCDをかけ流したり、記憶力や順序、大小、生活のルールを学ぶ内容の教材がありますが、どれも遊びの延長で取り組めるものが多いように感じます。
こちらの通信教育には毎日行うプリントは含まれていなかったので、プリントに関しては通信教育とは別で七田式のワークを購入し、1日3枚ちえ、もじ、かずに分かれたプリントにも取り組んでいます。
七田式の通信教育では、毎月月末にネットで取り組み報告が出来、どのくらい出来たかや質問を入力するととても丁寧に返信が返ってきます。
また、取り組み方が分からない時にもホームページで動画付きの解説があり、分かりやすく、しっかりと取り組む事が出来ています。
【家庭学習だからこそ出来ること】
ここまで通信教育についてお話しましたが、幼児の教材で1番手軽に手に入るのは書店で購入できるワークだと思います。
こうしたワークは中身を見て子どもの成長や興味に合わせて好きなものを選べますし、補いたい分野に特化したものだけ購入出来るのでとても便利です。
我が家でも迷路やハサミのワークは通信教育の教材の中に少なく、息子が好きな分野なので、本屋で選んで購入し使っています。
プリントに3枚取り組んだ後に、楽しみとして1日1枚迷路をしたり、幼稚園がお休みの日には朝時間があるのでハサミのワークを一緒にやったりしています。
幼稚園に行き始めてからは特に1日のスケジュールが決まってきたので、朝の家庭学習にも取り組みやすくなりました。
いそがしい朝に時間を作るのは親としては少し大変な事もありますが、朝取り組むメリットとしては、子どもが集中して取り組める、習慣化しやすい、そして何より朝20分でも子どもとの時間をゆっくり取る事で、その日の子どもの体調や様子がよく分かる事です。