幼児期のテレビは子どもに悪影響と言われるのはどうして?
【テレビ視聴が危険と言われるワケを知ることが大切】
幼児のテレビ視聴と聞いて皆さんは何を想像しますか?
きっとその答えは、ご家庭ごとのテレビとの付き合い方によって様々でしょう。
では、テレビは子どもに悪影響と言われる理由はなんでしょうか。
一般的に言われているデメリットについて紹介すると、主につぎのようなことがあります。
幼児期にテレビを見せるメリットはあるの?
じつは、テレビを見せるメリット・デメリットは、テレビとの付き合い方によって全く異なります。
日常的に一日中、幼児にテレビを見せて親子で会話をしない家庭を想像してみましょう。
発達に良いわけがありませんよね。親子のコミュニケーション、生活習慣や日々の遊びから学ぶ時間が確保ができなくなり、さらに成長発達を遅らせることにも繋がります。
一方で、教育番組などを見せるようにすれば、数やひらがなの習得のきっかけになり語彙力や表現力アップが期待できます。
家事をして相手をしてあげられない時間を、毎日知識を身につける学びの時間に変えることができるんですね。
幼児にテレビを見せる時はコレが大事!工夫やポイントをご紹介
幼児にテレビを見せる際は、テレビを見ることでのデメリットを念頭に、ご家庭で自分なりのルールをつくることが大切です。
ここでは、一般的に推奨されている方法をご紹介します。
ただし、守れない約束事では長続きしませんので、ご家庭ごとの生活リズムやスタイルに合わせて無理のないルール設定をしましょう。
幼児の成長著しい時期にテレビを有効活用する方法とは?
【テレビをうまく利用して言語力・表現力アップを目指そう】
英語学習の際によく言われることですが、聞いているだけのインプットでは話せるようにならず、適度な実践の機会が必要になってきます。
それと同じように日本語でも、番組で出てくる表現や会話内容に親自身も耳を傾けて、子どもとの会話にどんどん取り入れていきましょう。
アウトプットさせる機会を設けることでグンと単語数や表現力がアップしてきます!
親子の会話だけだとマンネリ化しやすい単語・表現力もグレードアップにつながります。
【幼児にとってもテレビは娯楽!親子でうまく活用しよう】
テレビを一度つけたら、楽しくて次から次へと見続けてしまったという経験がありませんか?
受動的に娯楽を与えてくれるテレビは、大人に限らず子どもにとっても楽しいものですね。
でも、幼児期は、善悪の判断がつかない時期、適当にテレビを見せることは危険です。最も大切なのは、見せる番組を親がしっかり見極めることです。
我が家では乳児期から幼稚園入園頃までは英語番組のみ、入園後は友達との共通の話題理解ができるようにと定番のテレビ番組を見せ始め、就学前の準備時期には、教育番組をメインに見せるようにしました。
どんな時でもレンジャーの戦いものは避ける、心温かいストーリーのもの、情報源がしっかりしたものだけを選ぶようにしました。
親が事前に番組を見て内容を理解しておくことで、子どもの苦手分野克服にもテレビが活用できます。
また、番組からどんな情報を得たのか把握できていれば、番組関連の本を購入して視野を広げるきっかけ作りができます。